腰痛は腰部周辺の筋肉が疲労に耐え切れずSOSサインを出している状態です。
ただの慢性腰痛もそのまま放置してしまうと、ヘルニア・狭窄症・分離症などへ悪化してしまうケースが少なくありません。
腰痛が起こる原因は、姿勢の悪さ・無理な姿勢・同じ姿勢を長時間とり続けるなどです。
特に猫背や反り腰の方は腰痛になりやすく、長時間同じ姿勢をすることが多い方は猫背や反り腰になりやすい傾向にあり、長時間のデスクワーク・運転・立ち仕事の方は要注意です。

腰痛になりやすい悪い姿勢の代表は反り腰・猫背ですが、反り腰のほとんどは猫背も併発しています。
反り腰は、猫背の人が姿勢を正しくしようと腰を反らせ無理やり背筋を伸ばしている状態だからです。

腰を反らせて背筋を伸ばしても実は猫背は猫背のままです。
正常な骨盤の角度は約30度なのですが、反り腰は骨盤が前傾し角度が付きすぎて腰部の筋肉に疲労がたまりやすい状態といえます。さらに無理に膝を伸ばしているので裏モモの筋肉（ハムストリング）や骨盤周りの筋肉も常に緊張状態にあり、疲労がたまりやすく腰痛は慢性化していきます。