くつろぎ応援ブログ

ぎっくり腰 焼津市Tさん 男性

症状

1週間前にぎっくり腰になってしまったTさん。

痛みをとるためにブロック注射をしたとのことでしたが痛みはとれず

長時間歩くと腰に力が入らなくなるようで、狭窄症にも似た症状が出ています。

その後、1週間たっても腰痛と違和感が治まらずご来院されました。

ぎっくり腰は毎年のように1~2回ほど繰り返しているご様子でした。

検査

左股関節が特に動きが硬く、可動範囲が狭まっており90度ほど 右は硬いが110度ほど

左の腰部・臀部(お尻)の筋肉の緊張が強くありました。

前屈・後屈・左右回旋で腰痛があり

座位から立ち上がるとき、朝起き上がるときなどにも腰痛が強く感じられていました。

原因

ぎっくり腰が頻発する原因は、股関節の硬直により

内モモの内転筋・腰椎から股関節に走っている大腰筋・腸骨筋

の緊張によるものと考えられます。

大腰筋・腸骨筋をまとめて腸腰筋と言いますが、

この腸腰筋が緊張し縮んでしまうと腸腰筋により腰椎が前方に引っ張られ

反り腰の姿勢になってしまいます。すると腰椎間が狭まり神経圧迫や腰痛を引き起こし

腰痛や痺れを引き起こす原因となります。

長時間歩くことができない理由は神経圧迫によるものだと考えられます。

施術
1回目

内転筋・腸腰筋にアプローチし股関節の可動域が90度から140度くらいまで可動するようになりました。

内転筋・腸腰筋が緩んだので、背骨を調整(頸椎・胸椎・腰椎)し姿勢の改善をしました。

調整後の再検査

後屈・左右の回旋に腰の痛みはなくなりました。

前屈時の痛みのみ少し残っていました。

起き上がったり、体勢を変えても痛みは出ませんでしたが

前屈の痛みが残ったので翌日にもご来院いただくことに。

施術2回目

朝起きる時の痛みがなくなり昨日より腰が楽になったご様子でした。

私生活での痛みはほぼ無くなっていて、前屈すると多少違和感が残る程度に回復、

施術内容は1回目と同じく股関節の調整と腸腰筋を緩めました。

左腰の違和感を治めるため腰部・臀部もほぐしました。

施術後検査

痛みは無くなっていました。

股関節の可動域が良くなったことで腸腰筋の緊張が解け

腰椎にかかる圧迫がなくなったため、神経圧迫も無くなり

症状の改善に至ったと考えられます。






過去の記事

全て見る